1月でラジオ放送も1年を迎えました。
そこで今回は1年間を振り返る意味で、フリートーク気味に番組を進めたいと思います。
・家電
・インターネット
・ネットの流行事情
・スマートフォン
・主婦に贈るシリーズ
色々ありました。
そのなかでも改めて今回触れておきたいのが「インターネットとの付き合い方」。
ちょうど1年前にも番組で話しましたが、インターネットに対して”悪いイメージ”がマスコミ等の報道で先行してしまっている部分も多いかと思います。
裏サイトによるグループ犯行、プロフサイトのいじめ、違法ダウンロード、おせち騒動、つい最近では入試カンニング、牛丼チェーン店の強盗マニュアル等、数えればキリがありません。
ただこれらを安易に「文明利器の負の進化」とするのはどうでしょうか?
私は「使い方」と「付き合い方」に問題があると考えています。
○インターネットはヴァーチャルではなくリアルである
よく「ネットはヴァーチャル(仮想)。ヴァーチャルとリアルの区別がつかない人が多い。」という発言を耳にします。
あなたが掲示板やブログ、Twitterなどで書き込んだ内容は本当にヴァーチャルでしょうか?
最近ではFacebookのような実名を晒したサービスもありますが、匿名であったとしても「あなたの発した言葉はあなたの言葉」であり、誰かを誹謗したら「あなたが発したリアルな陰口」なのです。その関係はどこまでもリアルでヴァーチャルという生ぬるいものではありません。
「発した言葉の責任」
「受けたときの付き合い方」
少し発言がしやすいだけで、責任は普通の生活と同じなのです。
○「こうでなければいけない」という縛りはない
先ほどお話ししたように、ネットもリアルですから「人として当たり前のモラル」さえ守っていればネット上のルール「ネチケット」はあまり気にしなくても良いと思います。
「TwitterやFacebookを流行っているからやらなければならない!」
「レスをしてくれたからお礼をしなければならない!」
「(逆に)しないとは何事だ!」
相手はずーっと画面や端末の前に居座っているわけではありません。過度のつながりに期待するのはやめましょう。
○ネットは「魔法の道具」ではない
これは1年を通じて何度もお話ししてきました。
「ホームページをもてば商売がうまくいく」
「Twitterでフォロワーを多くすれば情報は確実に広がる」
そんな楽でウマイ話があれば私は人に教えず、自分で実行しています。
ネットは確かに優秀でコストパフォーマンスの高いメディアツールです。使い方によっては非常に高い効果を発揮します。しかし、あくまで「道具」なのです。あなたの情報や商品に魅力がなければ意味がありません。
「商売に王道なし!」です。
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