暑いので「燃える!マンガ特集」

今日は淡々と萌える・・・ではなく「燃える!」マンガについて。
どっちかというとアニメよりマンガ派ですね。


■「からくりサーカス」 藤田和日郎 著

 藤田さんのマンガは熱い!燃える!
 現在連載中の「月光条例」、最初の連載作品「うしおととら」等ありますが、その中でも一番壮大なストーリー「からくりサーカス」を推します!「推しマン」です!

 あらすじ(ウィキペディア):
 200年前に起こった悲劇を因縁として巻き起こる、自分の意思を持ち人間に害をなす「自動人形(オートマータ)」と、操り人形を武器にオートマータを破壊することを使命とする人形破壊者「しろがね」との戦いと、それに巻き込まれ、数奇な運命をたどることになる3人の主人公達の繰り広げる物語。


 主人公は3人、財閥の養子となった少年:才賀 勝、拳法の達人:加藤 鳴海、サーカス団員?の謎の美女:エレオノール。
 この3名が出会い、別れ、それぞれの物語が時代を含めザッピングしながら進行していきますが全く破綻しない!すばらしい!

 この物語がなければ「鋼の錬金術師」「仮面ライダーOOO」はなかった!

 「苦しい時こそ笑え」



■HELLSING(ヘルシング) 平野耕太 著

 あらすじ(ウィキペディア):
 20世紀末、英国では不可解な吸血鬼事件が頻発し、王立国教騎士団・通称「ヘルシング機関」がその対処にあたっていたが、ヘルシング本部が強襲されるなど多大な被害を受ける。一方、犬猿の仲であるヴァチカン及びその直属「イスカリオテ機関」と紆余曲折を経て協力関係を持ち、事件の黒幕が南米に逃れたナチス残党による組織「ミレニアム」だと知る。

 その手の人には人気のこのマンガ!
 主人公のアーカード、ライバルのアンデルソン神父、執事のウォルター、敵の少佐やマクスウェル・・・
 「いっちゃってる」キャラしか出てきません!セリフのほとんどに「!」がついてる!熱い!

 基本的は吸血鬼を兵器として使う政治・宗教機関同士の三つ巴の戦いという「これ海外で流せるのか?
」という、いっちゃてるマンガです。でも、なんか引き込まれる!絵が魅力的なんですよね。

 「見敵必殺!(サーチアンドデストロイ)見敵必殺だっ!」



■リングにかけろ! 車田正美 著

 あらすじ(ウィキペディア):
 主人公の少年・高嶺竜児が姉の菊から学んだボクシングにより、次々と現れる強敵を退けつつ仲間達と友情を深めて成長し、最終的に宿命のライバルであるボクシングの天才児・剣崎順を倒して世界チャンピオンに輝くまでの軌跡の物語。

 もうタイトルに「!」ついてる!熱い!

 最初は「あしたのジョー」「がんばれ元気」「はじめの一歩」のようなボクシング成長マンガだったのですが・・・途中から必殺技のオンパレード!

 少年ジャンプの「熱い!」定番ルールを構築した金字塔的作品!
 そのルールとは!

 ・5人同士によるチーム対決
 ・戦った相手は味方になる
 ・さらに強大な敵が登場
 ・新しいチーム編成と必殺技
 ・以降、繰り返し

 このパターンは以後「キン肉マン」「魁!男塾」「幽遊白書」・・・と引き継がれていく!

 コネタ的ですが剣崎順と石松が惚れる主人公の姉、高嶺菊(「巨人の星」や「いなかっぺ大将」のオマージュでしょうね)の話す言葉には特徴があります。

 「○○だっちゃ!」

 そう、ラムちゃんより先に「だっちゃ!」って使ってたんですよ。人気あったハズなんだけど菊ちゃん・・・ビキニじゃなかったからかな・・・

 「影道冥王拳!(シャドウ・めいおうけん!)」



■デビルマン 永井豪 著

あらすじ(ウィキペディア):
 不動明は父の親友の牧村家で居候になりながら、家の娘の牧村美樹と共に名門学院に通う普通の学生。ある日突然現れた親友の飛鳥了に「氷の中で眠っていた地球の先住人類「デーモン(悪魔)」が、何万年の時をへだてて現代によみがえり再び地球を人類から奪い返そうとしている。」と知らされ、人類を守るために了の父である飛鳥教授の残した「恐怖の遺産」を受ける事、すなわちデーモンと合体して悪魔の力を手に入れる事を決意する。
 人間がデーモンと合体しても人間の心を持ち続けるための条件(合体時に理性を失った状態でいる、デーモンの意識を抑える強い意思を持つ、善良で純粋かつ正義を愛する若者である)を満たした明は、デーモンの勇者・アモンと合体に成功して人間の心と悪魔の力を持つ悪魔人間・デビルマンとなった。


 奥さん!「あれは誰だ!」のアニメ版じゃなくって原作版ですよ!
 このマンガだけで一週間は語り継げるであろう「聖書」といっても過言ではない熱いマンガです!

 デビルマンは誰でも知っているけど原作版は知らない方も多いのでは。

 「聖書」を元にアレンジしながら作られたこの物語は「世界系」と呼ばれるマンガの元祖。

 人間でありながら人間でなくなったことへの葛藤というのは石ノ森章太郎さんの原作版「仮面ライダー」でもやっていたのですが、そこへさらに”人間がもつ闇の部分”「畏怖」「嫌疑」「裏切り」といった部分がさらけだされてきます。

 中盤から後半にかけては、今までデビルマンに助けてもらったのにデビルマンを恐れ中世の魔女狩りのようなものが始まり世界が混沌としていき、読むのがつらくなるのですが・・・やめられません!

 先の「HELLSING」や「エヴァンゲリオン」等、後発のマンガに多大な影響を与えたこの「デビルマン」は必読です!

 「これが!これが!おれが身をすててまもろうとした人間の正体か! 地獄へおちろ人間ども!」



熱い夏!熱いマンガをカプサイシンを摂取するような感覚で読み通してください!


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