iPhone4Sも明日発売ということでスマフォブームが加速すると同時に、インターネットも話題にならないくらいごく自然に、当たり前のように利用される時代となりました。
ブログ、検索、Facebook、mixi、Twitter、モバゲー、アメーバ・・・みなさんもひとつくらいはご利用されているのでは?
最近・・・というより以前より多くの方が当たり前過ぎてネットであることをあまり意識せず利用されていらっしゃる方も増えてきています。うまく使えば非常に便利な機能なのですが、危険性も潜んでいます。
今日は今までも何度かお話ししてきた「ネットとの付き合い方」についてです。
■最近の事件
ネットは決して危険な場所ではありません。ただ世間と同じというだけの話です。ここをよく理解しないがために事件は発生します。
○その1
ある大学の学生が会員制サイトにて「飲酒運転」や「不倫」を日記のように公開したところ、その内容が掲示板に公開されヒートアップ(まつり状態)。会員制サイトに名前は公開されていなかったのですが、掲示板で個人や不倫相手、その学校や勤務先、実家住所まで特定され公開されてしまう結果に・・・
○その2
あるホテル従業員が「芸能人の○○が来た」とtwitterでつぶやき、これがtwitter上で蔓延しお客様のプライバシー侵害の問題に発展・・・
○その3
ある飲食チェーン店の従業員が人気動画サイトで「通常営業ではありえないくらいの大盛りどんぶり」や「ゴキブリをフライヤーで揚げる」動画を公開した。顔は出ていなかったのですが、その映像から店舗が特定され問題に・・・
■「ネットは危険」ではなく「世間では当たり前」のこと
これらの事件を聞いて「ネットは危険だ・・・」と感じたでしょうか?
個人的には「それは間違っている」といえます。最近マスコミでもミスリード的にそのような報道が見受けられますが、基本的に「ネットは世間そのもの」であり決して「閉ざされた世界」ではないのです。
「だって会員制サイトはログインしないと情報は外に出ないじゃん」と思うかもしれません。しかし、逆を返せば「会員であればあなたの情報は見える」わけです。これはあなたが居酒屋で開催される交流会に参加することと、なんら変わりはないのです。
その席で「私不倫してます」「おれこの前カンニングしました」といきなりみんなの前で発言するでしょうか?
また、同席したメンバーがその話を「あいつこんなこと言ってたぜ」と他人に話さない保証はあるでしょうか?
ネットは世間であり、みなさんがコミュニケーションをとる世界の一部なのであり、決して「ヴァーチャル」ではないのです。
■ここは気をつけたい
とはいえ、ネットはやはりデジタルの世界。普通の会話とは異なる部分もあります。
発言は文字情報がほとんどですから、これは手紙や文書に等しくなります。つまり「一度、ネットで発言したことはあなたが消去しても誰かがその発言を残せば永久に残る」ということになります。しかも伝播速度は一瞬で世界中に伝える能力をもっています。
この点においては注意したいので「発言する前には深呼吸する」「発言は一度メモ帳などに書き込み、読み直してから投稿する」等を心がけてはいかがでしょうか。
もし、窮屈だと考えるのであればネットにつながなければ良いことです。
個人的には「あなた」という人間を恐れずさらけ出してしまうオープンマインドをもつことをオススメします。
○おしらせ
浜松市中里町に「せせらぎ料理店」がオープンしました。
寿司職人のマスターがつくる絶品料理をお楽しみください。酒屋さんなので良い酒もそろってます。
はままつ体験フェスティバル2011~浜松の魅力を五感で楽しもう~
11/5(土)10:00から 遠鉄百貨店横のギャラリーモール「ソラモ」にて商工会議所青年部の主催で開催されます。
浜松の歴史・文化・自然・食材・産業等に関するものを街中に集め、展示、飲食などができるテナントをギャラリーモールに設営し、その場で見て、聞いて、触って、味わって、香る体験を中心としたステージ及びテナント出店があります。