今年はちょっと寒いのか暑いのか分かりませんが、花見の期間が長かったような気がします。桜そのものも満開という感じがありませんでしたね。
さて、今週のラジオ(特盛!情報局!!)の話題は、そんな冒頭の話とは無関係な「ホームページをちょっと真面目に考える。Web精神論。」です。最初にちょっと細かい話をしますが、これからホームページを持ちたい方、持っているけどうまく活用できない方、もっと安くできないのか?と悩んでいる方に向けて概要といいますか精神論的な話をしていきます。
■ちょっと細かい話(あまり本筋に関係ありません)
「ホームページ」という呼称は実は正しいとはいえません。「Webサイト」という呼称が正しく、「ホームページ」とは「Webサイトで最初に表示される最上位に位置するWebページのこと」です。一般に「トップページ」と呼ばれるページが本来は「ホームページ」ということになります。深い意味はないのですが、以降は「Webサイト」としてお話をしていきます。
■あなたはナゼ、Webサイトを作らなければいけないのか?
こう聞かれて、あなたがしっかり即答できるのであれば大丈夫。
しかし、私自身も陥りやすいのですが、以外と成り行き任せといいますかブレてしまう一番危険なポイントです。
「なんとなくまわりの人から言われたから」
「Webなら売れそうだから」
「安上がりに宣伝できるから」
「とりあえず」
という方も少なくないかと思います。
”アナタは何を発信したいのか?Webで何をしたいのか?”
ここはしっかりおさえておきたいところ。ここがブレてしまうとゴールが見えなくなってしまいます。
理由は深く考えなくてもOKなのです。「作ったモノを売りたい」「売らなくても見せたい」「子どもの写真を見てほしい」「お店がどこにあるか知ってほしい」「名刺や看板の代わりに」。とにかく「Webサイトで何をしたいのか?」まず目的をしっかりと持ちましょう。
■誰に知ってもらいたいのか?
次に、今から発信しようとする内容は「誰に知ってほしい」のかターゲットを考えます。
例えば、浜松市でお店を持っていらっしゃる方が店舗販売だけで通販をやっていないとした場合、北海道の方に知ってもらったとしてどうでしょうか?
もちろん、その北海道の方が浜松に知人がいて紹介されるというパターンもゼロではありませんが、確率としては極小です。
同じく自分の趣味の公開だとしても、できるだけ趣味の合いそうな方へより多く集まる場所へ発信できるほうが効率は良いワケです。
実はここが重要で、ここを考えることが情報発信の「戦略」となります。
当然、情報発信する以上はこれに対する結果が欲しいわけで「何を得たいのか?」を決めておく必要があります。
「新しい顧客層」「リピータになってくれそうな顧客」「名前の認知度」「趣味の合う人が地元で50人くらい」目的は人それぞれかと思います。ここを設定することがゴールとなるわけです。
■てっちゃんのココは言わせて
先に述べた2つの点「ターゲット」「ゴール」さえしっかりしていれば、自ずとメソッド(手法)は見えてきますし、我々Webを生業とする業者と打合せに入っても、費用対効果(要はお金)がかからなくなってくることでしょう。
情報発信にはWebに関わらず労力と時間、これを他の人に任せるのであればお金が必要になってきます。任せられるほうも生活があるため、作業に必要とした時間分のお金を請求することになります。
ターゲットもゴールも見えないと受け手である業者も混乱し、余計な時間をかけ(ということは余計なお金をかけ)、とんでもない方向にゴールを設定してしまうことになるかもしれません。
鹿狩りにバズーカ砲を用意する必要はないですし、竹やりで戦闘機を落とすことはできません。
もし、ターゲットとゴールさえしっかり分かっていれば、業者も「鹿狩りでしたら、このライフルが一番精度が良いですよ」という提案ができ、余計な時間と労力をかける必要がなくなる、ということは余計なお金がかからなくなるというわけですね。
もし、それでも「Web展開をしたいのだが、サッパリ分からない」ということであれば・・・
アヴァロンコンピュータをお呼びください!